先日、プロを目指している生徒さんから
『タバコの煙は声に悪いでしょうか?』
と言う質問がありました。
その答えは:
はい、良くないです。
なぜ良くないのかと言いますと、
声を出す原点の声帯は肺と口の通り道にあります。
煙草を吸うとタールやニコチンを含んだ煙がまず声帯に当たり、直接影響を受けます。
煙草を吸い続けると、声帯がブヨブヨになってしまう症状があり、
この様になってしまったら
声門が閉じることが出来なくなり、
声が息漏れになったり、かすれてしまいます。
また周囲のタバコの煙を吸う、
『副流煙』
も良くありません。
声を使う職業を目指しているあなたは、
ご自身の声帯をまず知ることから始め、
知ったからこそ、いたわって思いやりを持って
いつまでも良い声でお仕事ができるように
大切にしてあげてくださいね。